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2023/04/02

桜は今が満開

暖かい一日、嵐山へ足を向けました
桜は今が満開
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平日なのに多くの人です
耳にいろいろ外国語が入ってきますな
そして、着物姿の若い女性を見受けます
レンタルの着物店の貸衣装でしょうが
そんな事はどうでもいいよ、綺麗ですよ、可愛いですよ
皆さんの笑顔を見ていると、私も幸せになりますね

毎年、嵐山へは来ますがコロナ前に戻りました
花も満開、笑顔も満開
この平和な日々が何時までも続くことを祈ります

帰りは私にとって魅惑の街中の散策です
上京区 出水通
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もう少し歩きたかったのですが、足が苦しくなりました
しかたなく、バス利用です
僕はあと何年 京都の春を楽しめるんだろう


2022/09/24

夕子はいずこへ2

この頃、天候も体調も良くありまへんな~
京都へ足を向けられず、うんざりです
部屋でくすぶっていると、ブログに書くこともありませんよ
もう10年以上前の京都の記事ですが再掲しますね

二十歳代の頃、よく京都の町を訪れました。
歴史のかもし出す情緒は心を癒してくれます。
今も心の隅にある思い出は、観光名所や寺社仏閣ではなく京都の庶民の町並みです。
雪の降る日に上賀茂を歩いていると妙な物が目に入りました。
樽の上に長い棒を置き、棒の先にコンクリートの丸いブロックが吊るしてあるのです。
「何だ、あれ?」
「あ、すぐきだ!すぐきを漬けているんだ」
すぐきはカブの一種で、すぐき漬は京都を代表する漬物です。
空から落ちてくる白い妖精に囲まれた、京都ならではの風景に感動しました。
京の街は、お盆を過ぎた8月下旬と雪の季節にロマンの匂いを放ってくれます。

いつの事でしょうか、家族の土産に京都名物の八ツ橋を買いました。
「夕子」という商品名で、包装紙に由来が語られていました。
水上勉の「五番町夕霧楼」を知ったのはその時です。
早速、文庫本を購入して、走るように読んだのを覚えています。
夕子は貧しい家の長女で家族を養うために西陣の色町「五番町」の夕霧楼に遊女として売られ、客の相手をします。
幼馴染で想いをよせる青年僧の正順が金閣寺で修行をしています。
正順は体の障害と寺での抑圧への絶望から金閣寺に放火し自らの命を絶ちます。
肺を患った夕子も正順の後を追います。
悲しい物語で、夕子は想いを語りませんが、強い愛を感じました。

上京区の五番町を歩いたのは暫くしてからです。
1958年に売春防止法が施行され、当時はもう色町ではありませんが、数軒の遊郭だった建物が残っていて、男達の夢の跡を偲ぶことができました。
夕子は小説の中の存在ですが、似通った境遇の女性は少なからずいたでしょう。
色町がなくなると、彼女達は何処へ行ったのでしょうか。

京の街にはこういう歴史もあったのですね。

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2022/08/30

いつまでも、町歩きが出来ますように

8月下旬の平日に京都の町中を散策しました
地蔵盆の時期なのですが、お地蔵さんの前で子供たちが遊んでる姿には出会えませんでした
土日に開催する所が多いと聞いています、それだからかもしれません
ウイズコロナの広がりでしょう、新しい飲食店を何軒も見かけましたよ
外国の人もちらほらと
祇園祭も大文字焼きも復活です、京の道は魅力を取り戻してきましたね

祇園祭の山鉾が帰って来る新町通を北に足を向けます
丸太町通りを超え、京都府庁で一休みさせてもらいましたよ
向きを換え、西洞院通を南に下ります
烏丸駅近くのドトールコーヒーでも一休みです
通りの名前も町の名前も大好きですよ
「でも、もう長く歩けまへんな~」
将棋、京の散策と体力低下は私の楽しみを一つ一つ奪っていきますね
いつまでも、町歩きが出来ますように

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体力と違って、変わらないのは路地の魅力です
疲れを忘れさせ、私をロマンの世界に誘ってくれます


2022/07/21

3年ぶりです

17日の日曜日に祇園祭り前祭の山鉾巡行を見に行きましたよ
コロナで2年連続中止になりましたので、3年ぶりです
開始は9時からですので、6時に起きて京都に向かいました

三日前は雨の予報で前日は曇りの予報でした
でも、今日は日差しのある好天です、皆さんの思いが天に通じましたね

9時10分前に阪急四条烏丸駅で下車して地上に出ますと、長刀鉾が待機している真近くでした
大勢の人がスマホを向けてます、お稚児さんを撮りたいですよね
人込みに巻き込まれるとはこのことです
何とか脱出して息をつきました
「えらい人やな~ 日曜日やからかな~ みんな待ちわびてたんやな~」
「くじ改め」の近くに移動し、運良く前列で巡行を見ることができました

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家を出る前に山鉾巡行の実況を録画予約しておきました
毎年KBS京都が実況するのですが、今年はNHKも放送します
「う~ん、はるかにNHKの方が大きい放送局けれど、祇園祭りに関してはKBS京都に一日の長があるやろ」
KBS京都を予約しましたよ

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2時間半ほど巡行を見物し、軽い昼食を取りました
午後は街中の散策をしたいですね
鉾町も訪れたいです
ですが、その体力がないんですわ
若い人のカップルやグループは今から夜まで遊びのコースでしょう、明日も休日ですしね
いや、40代・50代の人達もそうでしょう
悲しきかな、一人暮らしのエリオットおじさん、しょんぼり大阪に戻りました
祭りで笑顔に包まれる京の町に後ろ髪を引かれながら

帰宅して、早速録画を再生しますと
どうも、KBS京都が撮影した放送をNHKが全国に流すみたいです
「どちらを録画しても同じやったんや」
「うん、それでええやろ、悪疫退散の祇園祭り、世界にも流そう」

来年も行きまっせ
     

2022/04/03

思い出を作りましょう

今日は将棋を指す予定の日だったんですが
前日の昼間は関西将棋会館で6局指し、夜はサッカーワールドカップのアジア予選のテレビ観戦です
心に負担が掛かりすぎたのでしょう、血圧・脈拍数とも高かったのですよ
興奮するタイプですからね~

予定を切り替え、京都の嵐山へ花見に訪れることにしました
最適な花見って、桜が満開で好天の日なんでしょうが
本日は五分咲きで、晴れたり曇ったりのお天気です
今週はいろいろ予定が詰まっていて、花見は今日しかなかったんですわ
嵐山の風景です
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和服・浴衣姿の若者を多く見かけました
こういうファッションのレンタルの店が何軒かあるのでしょうね
和装している外国の人も、ちらほらと
徐々にですが、コロナ前に戻ってきている様です

清凉寺まで足を伸ばし、釈迦如来様に合掌しました
仏様は心の傷を癒してくれます、感謝を申し上げました

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日長一日、部屋でビデオを見たり音楽を聴いたりでしたら
金も使わずに済むのでしょうが、思い出が残りません
中学生の時、担任の先生が「思い出の多い人が幸せな人だ」
って、おっしゃっていたのを今でも覚えています
残りの人生、遅まきながら思い出を作り続けていきましょう